パラかめタクシー、○○中!
※当ブログは一部フィクションであり、もしかしたら実在するかもしれない「パラかめ」を名乗る法人等とは無関係です (左の絵はイメージです)
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プロフィール

乗務員名:はやたまG
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつもご乗車いただきましてありがとうございます。
パラかめタクシー運転手のはやたまGです。
4輪・2輪とも半クラッチが苦手なプロドライバーです。
       ( 中 略 )
では、本日もタクシードライバーGのひとりごとにお付き合い下さい。


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私の顔が悪人の顔に見えますか!?
別に、ヒューザ○の元社長の話ではない。

無線配車された飲み屋から乗ってきたオバサン。
指示された自宅までの距離は1キロもない。
が、この夜は本来曲がるべき交差点が工事中のため曲がれず、迂回するハメになった。

 客 「何でこんな時間に工事なんかしてるのよ」

夜やるのが普通だろ…
だが、とりあえずオバサンの意見に同意する。

 G  「困りますね」
 客 「曲がらなきゃ帰れないのに、どうすればいいの?」
 G  「どうします?」
 客 「ここで降りようかしら」
 G  「バックして、一本手前の道から回りますか?」

しかし、この親切心が裏目になろうとは…

この交差点の前後の区間は工事のため片側交互通行になっていた。
最初にこの区間に入るまでずいぶん待たされたし、交差点を逆に曲がり方向転換した後も、元の道に入るまでまた待たされた。
そうこうしているうちに、少し走っただけでメーターが上がってしまった。

 客 「ちょっと、800円って何よ?」
 G  「止まってた時間が長かったから上がっちゃったんですよ」
 客 「ふざけないでよ、710円しか払わないわよ」

どうやら俺はその言葉に対してキレやすいようだ。

 G  「あぁ〜、ふざけてんのはどっちだよ?」
 客 「何よあなた、客に対してその言い方は」
 G  「払わないって言うからでしょうが」
 客 「もういいわ、ここで降ろして」

そこはまだ片側交互通行の区間内だった。

 G  「後ろから車が来てるからダメだよ」
 客 「どこ行くのよ?」
 G  「お客さんの家だよ」
 客 「降ろしてよ」
 G  「無理だって言ってるんだよ、後ろ見ろ!」

そんなやりとりをしながら、お客さんの家の近くまで来た。

 G  「どの辺ですか?」
 客 「もういいから降ろして…」
 G  「家どこですか?」
 客 「いいから降ろしてよ…」
 G  「ここでいいの?」
 客 「お金ならいくらでも払うから降ろしてちょうだい…」

おかしな展開になってきた。

 G  「710円でいいですよ」
 客 「いえ、もう好きなだけ持って行ってちょうだい!」

10枚以上はあろうかという1000円札を差し出すオバサン。

 G  「受け取れません」
 客 「お金あげるから許してちょうだいよ…」
 G  「何よ、許すって?」
 客 「あなた、怖い…」
 G  「はい?」
 客 「タクシーに乗ってこんなに怖い目に遭ったの初めて…」
 G  「怖いって?」
 客 「お金ならいくらでもあるから許してよ!」

何なんだよ?

 客 「何でタクシーに乗っただけで怖い目に遭わなきゃいけないの…」
 G  「……」
 客 「何で怒鳴られなきゃいけないの?」
 G  「お客さんが710円しか払わないって言うからですよ」
 客 「そんなこと言ってない」

始まったよ…

 G  「じゃあ何で俺が怒鳴ったのかわかる?」
 客 「そんなのわからないわよ…」
 G  「だからそれ以外にないんだってば」
 客 「ウソよ、そんなこと言ってないから!」
 G  「言ったからキレて怒鳴ったの!」
 客 「ウソはやめてちょうだい」
 G  「お客さん、酔ってて覚えてないだけなんだよ」
 客 「酔ってなんかいません」

何か、急にしっかりしだしたぞ?

 客 「こんなに怖い運転手に当たったの初めてよ」
 G  「怖くないって」
 客 「ウソよ、コレあげるから、もう許して」
 G  「もう許してるから、コレはいりません」

1000円札の束を出したり押し戻したり。

 G  「いい加減にしないと、警察呼びますよ!」
 客 「ほらまた怒鳴る、もう許してよ…」

何なんだよ、このオバサンは…
仕方ない。
オバサンの両手を握りしめる。

 G  「俺の目を見て」
 客 「怖い…」
 G  「怖くなんかないから、俺の目を見て」
 客 「……」

顔を上げる。

 G  「俺、悪者に見える?」
 客 「……」
 G  「俺が悪かった、ごめんなさい」
 客 「……」
 G  「お客さんに怖い思いをさせちゃってごめんなさい」
 客 「……」
 G  「もし次に乗った時は絶対に怖い思いさせませんから」
 客 「本当?」

やっと落ち着いてくれたようだ。

 客 「あなたね、まだ若いからわからないと思うけど…」

落ち着いたと思ったら急にコレかよ…

 客 「そういう態度はお客を傷つけるからね」
 G  「は〜い、気をつけま〜す」
 客 「領収書をちょうだい、あなたの名前を書いて」

で、やっと降りてくれた。
10分は押し問答してたな…
でも、そのうち苦情が来るぞ。
でも、「カンジのいい運転手」で評判(?)の俺を怒鳴らせるってオバサン、アンタもすごいよ。

羞恥心(しゅうちしん)なし
20代前半と思われる客4人(男3人、女1人)が乗車中のこと。

 男 「あれ?あんなところにホテルなんかあったっけ?」
 女 「うん、あったよ」
 男 「ラブホ?」
 女 「うん、中は結構キレイだよ」

誰もそんなこと聞いてないって…

 男 「もしかして常連?」
 女 「ううん、たまに行く程度」

若いコが自ら進んでそんな会話するなよ。
オジサンは赤面しちゃうじゃないか…