パラかめタクシー、○○中!
※当ブログは一部フィクションであり、もしかしたら実在するかもしれない「パラかめ」を名乗る法人等とは無関係です(左の絵はイメージです)
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プロフィール

乗務員名:はやたまG
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつもご乗車いただきましてありがとうございます。
パラかめタクシー運転手のはやたまGです。
4輪・2輪とも半クラッチが苦手なプロドライバーです。
       ( 中 略 )
では、本日もタクシードライバーGのひとりごとにお付き合い下さい。


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正面衝突のピンチ
片側1車線の右カーブ。
対向車線を猛スピードで走る車が、センターラインを大きくはみ出して向かってきた。

普段なら「バカタレ!」などと言葉を発する余裕があるが、とっさのことで言葉が出ない。
右側には直角に交差する路地が見えた。
だが、間に合いそうもない。
ヘタに曲がろうとすると、俺の車の横っ腹に対向車が突っ込んでくる。
できるだけ左側によって止まるしかない。

ほんのわずかな一瞬が、すごく長く感じた。
急ブレーキを踏み、車道左側ギリギリまで寄る。
だが、車は急に止まれない。
対向車が近づいてくる。
クラクションを鳴らす。
何を思っていたのかなんて覚えていない。

対向車は俺の車のわずか数十センチ右側をかすめるように通過して走り去った。
死ぬかと思った…

もらい損ねた分は自腹
高速をはじめとする有料道路を通る際、通行料は一時的に俺が支払い、運賃をもらう際に同時に請求している。

が…
高速料金をもらうの忘れた〜!
(たまにしでかす)

残業
終電後、、突然会社に呼び戻された。
早速苦情か?
いや、そうではなかった。

 配車係 「面倒くさい仕事頼んでもいいかな?」
 G     「どんな仕事よ?」
 配車係 「やる?」
 G     「内容によりけり」
 配車係 「明日の朝さ…」

と、依頼された仕事が、早朝、川口まで行ってくれとのこと。
本来、帰庫するのが朝9時を過ぎるような仕事の場合は当日の乗務員を早く出勤させ対応するのだが、依頼の電話が入ったのが午前2時を回っていたために今日出番の運転手に電話するわけにもいかず、やむを得ず昨日から夜通し働いている乗務員が対応することとなった。

 G     「でも、別に俺じゃなくてもいーじゃん」
 配車係 「ハイヤー仕様車の運転手で朝まで残ってるのGだけなんだ」
 G     「いーじゃん、ハイヤー仕様車じゃなくても」
 配車係 「そういうワケにはいかないんだよ」

ウチの会社には、長距離の仕事は可能な限りハイヤー仕様車で対応するという決まりがある。
一方、俺の場合、残業しても朝7時までという決まりもある。
出社時間に応じて帰庫時間も決められているのである。

 G     「でも、7時までには絶対に帰ってこれないよ」
 配車係 「そのへんの理由も、こっちで用意しておくからさ」

仕方がない、やるか…


お客さんを乗せた後、詳しい場所を聞く。

 客 「首都高の鹿浜橋で降りると近いです」

鹿浜橋か…
首都高に乗ったままそこまで行けるとラクなんだけどな…
先日タンクローリーが横転・炎上した事故の影響で、首都高中央環状線が西新宿〜熊野町間で外回りが通行止めになっている。
その通行止めの区間を走れれば早いのに…

仕方なく、途中から一般道に降りる。
一般道は朝の通勤時間帯が始まる前だったが、特に逆方向へ向かう車が多い。
中央環状線の通行止めのあおりだろう。
こりゃ帰りはこの道通れないな…

お客さんを降ろして、行きとは別の道から会社へと戻る。
しかし、朝のラッシュ時まっただ中で大渋滞。
高速に乗るというテもあったが、一般道から中央環状線を見上げると、中央環状線も大渋滞しているのがよくわかった。
高速に乗る意味なし。

ラジオの交通情報に耳を傾ける。

 ラジオ 「ほにゃらら通りは、ほにゃらら交差点で4キロの渋滞…」

げっ!
迂回しよう。
しかし迂回した先で、今度は開かずの踏切の餌食になってしまった…

結局、帰庫できたのは朝の9時過ぎ。
こき使われた…

仕事しすぎだ…
もういいや!
次の金曜日休も!
夏休みだ!

涼しい車内
関東地方はこの夏一番の暑さ!
という予報のこの日、案の定暑かった。
で、お客さんが乗っている時はエアコンで車内を冷やし(といっても、25℃前後)、空車の時はエアコンをかけながら窓を開けて車内に暖かい空気を入れ、体が冷えすぎないように注意を払っている。

にもかかわらず、夜になると鼻水が止まらなくなってしまった。
上着を着てしばらくすると治まったが…
夏こそ上着が必要なんです。

また、

 「一日中涼しいところで座っていられていいわね」

と言うお客さんもいますが、そんなにいいもんじゃないですよ…

昼寝は重要
最近、昼間は暑くて仮眠できない。
日陰でエアコンを効かせていても、狭い車内のせいもあってかなかなか眠れない。
昼間に眠れないと、ツケは夜に回ってくる。
急に眠くなってきてしまうのだ。

早く涼しくならないかな…

夏カゼ
朝からカゼでフラフラだ。
古いパソコンを見捨てた罰か?
ンなアホな…

海の日で祝日のこの日、どうせヒマだろうから車の中で横になっていればいいやと出勤することにした。
しかし、それが間違いだった。
だんだん体調が悪くなってくる。
寒気もする。
体の節々が痛い…

出勤して4時間後、完全にグロッキーだ。
車から降りて事務所まで歩く。
ほんのわずかな距離だが、しんどい。
それを見ていた同僚が声をかけてくる。

 同僚 「どうした、G?カゼか?」
 G   「たぶん…、わかる?」
 同僚 「このクソ暑いのに上着着てりゃ、大体分かるよ」
 G   「暑いの?」
 同僚 「重症だな」

事務所では、机に覆いかぶさるように上体を伏せた。

 配車係A 「大丈夫か?」
 G      「今はダメ…」
 配車係A 「朝まで持ちそうもないな…」
 G      「夕食後、薬を飲んでどうなるか…」
 配車係A 「まいったな、明日の明け方、車少ないんだよな」
 G      「とりあえず、います…」
 配車係A 「何とか頼むよ」

夕食後、薬を飲んだ。
いつも飲む市販のカゼ薬ではなく、先月体調を崩した時に医者から処方された薬だ。
これなら効くかも…
とりあえず車に戻って様子見だ。
これでダメなら仕方がない。

症状は夕方よりは良くなってきたが、それでもまだしんどいことにはかわりはない。
20分車を走らせて、40分休憩して…
深夜の稼ぎ時でも、休憩時間の方が長い。
だが、どうせ祝日の夜。
あんまり変わりはないだろう。

何とか、何とか耐えて、終電後に事務所に戻る。

 配車係B 「あれ?帰ってなかったの?」
 G      「帰れないの」
 配車係B 「帰ってもよかったのに」
 G      「車はよ?」
 配車係B 「何とかなるから」

なんだよ…
だったら早いうちにそう言ってほしかったな…

今日はトラブル厳禁
最近の若者は、赤信号を平気で渡る輩が多い。
じゃあGは赤信号は絶対に渡らないのかと聞かれるかもしれないが、状況が違いすぎる。
今まさに青信号で車が交差点内を通過しようとしているその時に、赤信号を平気で横断するような行為が多いということだ。
俺はそんな状況では渡らない。

こういう輩にはクラクションを鳴らしながら、

 「どけどけどけ、ひき殺されたいのか、この野郎め!」(古い!)

とでも怒鳴りたくなるところだが、そんなことをしたら当たってもいないのに「当て逃げされた」と言われる可能性もあるし、車の前に立ちはだかって進路妨害をされる可能性もある。
車を蹴とばされて、さらには運転席から引きずり出されてボコボコにされる可能性だってある。

明日から旅行なので、トラブルは避けないと…
それに、いちいちそんなことに腹を立てていたら、タクシーの運転手はつとまらないよな。

やっぱりバカナビ
霞ヶ関インターを降り、ナビの指示通りに走る。
そのナビによると、目的地は大通りを越えて路地を右折したところ。
しかし、その路地に入る交差点には右折禁止の標識が…

ナビのバカ!

ハイオクセルシオ vs LPGクラウン
大企業からお偉いさんを乗せて、2台で都内へ行く仕事は、1台が先行して出発した。
俺は約10分遅れで出発。
同時に出たセルシオについて行く。
それなら安心。

……
うわっ!
加速が全然違う。
ついて行けない。

インター近くの信号で、何とか追いつく。
しかし高速の料金所では、セルシオはETCを搭載しているためスルー。
見る見る引き離された。

本線上、何とか追いつく。
しかし、この先には本線料金所がある。
ここでまたセルシオはスルーするだろうから、イッキに抜かしちゃえ。

でも本線料金所で抜かされ、かなり引き離された。
もう、追いつけない…

場所は全然違う
大企業からお偉いさんを乗せて、2台で都内へ行く仕事があった。
俺が事前に知らされていた目的地の住所は、虎ノ門1−4−3。
しかし、もう1台の運転手が知らされていた住所は、虎ノ門4−1−3。

予定時間の直前になってそれが発覚したもんだから、配車係も含めてバタバタ。
どっちが正しい?