パラかめタクシー、○○中!
※当ブログは一部フィクションであり、もしかしたら実在するかもしれない「パラかめ」を名乗る法人等とは無関係です(左の絵はイメージです)
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プロフィール

乗務員名:はやたまG
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつもご乗車いただきましてありがとうございます。
パラかめタクシー運転手のはやたまGです。
4輪・2輪とも半クラッチが苦手なプロドライバーです。
       ( 中 略 )
では、本日もタクシードライバーGのひとりごとにお付き合い下さい。


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ドライブミュージック
夜の幹線道路。
片側2車線で直線道路。
交通量は極めて少ない。

ラジオからは、イマイケサンバ(song by Nobodyknows+)。
今一番お気に入りの曲だ(歌えと言われても歌えませんからね)。
ラジオのボリュームを大きくする。
自然とアクセルに力が入る。

前を走る車に追いついた。
追いつい…
パトカーじゃん!

ドライブ気分、台無し。

初成田
中国人のお客さんを乗せてきた場所は…
成田空港!
新東京国際空港ともいうが、全然東京じゃないじゃん。
遠くて不便すぎる!

それより、今日は成田空港開港30周年の日。
検問がよりいっそう厳しいのかと思いきや、別に大したことはなかった。
ちなみに、仕事で成田空港に来たのは初めてだ。
13年位前に自家用車で友人の送迎に来たことはあったけど。
そういえばその友人に、

 「お土産にTシャツを買ってきたよ」

と言われたけど、まだ貰ってないな…


出発時に大企業の日本人社員から、

 「ノースウエスト航空に乗るから、第1ターミナルにつけて下さい」

と言われていた。
とりあえず第1ターミナルにつけるが、北ウイングか南ウイングかわからない。
まず南ウイングにつけ、航空会社の表示を見る。
だが、まさか日本語で書いてあることはないだろう。
英語だと…

 「North West Airline」

か?
さがす。
しかし、見当たらない。
じゃあ、北ウイングだ。

北ウイングに移動し、航空会社の表示を見る。
しかし、どこにも「North West Airline」の表示はない。
やばい…
間違えたか?
その時。

 客 「ヒアー」(と聞こえた)

??
何を見てそう言っているのか?

 客 「nwa」

あ〜。
略称ね。
ここでよかったんだ。

タクシー運賃は大企業のチケット払いだ。
チケットの金額の欄に、メーターに出ている金額を書いてもらう。
お客さんが書き込もうとするが、ここまで高速道路を使っているので、その分も上乗せして書いてもらわないといけない。

 G 「ウエイト、プリーズ ウエイト」

「ちょっと待って下さい」
と言ったつもりだったんだけど、よかったのかな?

タクシー運賃に高速料金を加算。
最終的に出た金額をお客さんに書いてもらう。

しかし日本語が通じないので、帰りの高速代を請求額に上乗せするという説明ができなかった。
結局、帰りの高速代は大企業に請求できなくなってしまった。
ということは、高速を使って帰ると高速代は自腹だ。
仕方なく一般道でのんびり帰る。

……

って、疲れるな。
どこか道の駅で休憩を…
でも、なかなか道の駅ってないもんだな。
そういえば、まだ昼飯たべてねーぞ。

……

トイレに行きたいな。
公園ないかな?
ないな…
どこかにコンビニは…
何もないのかよ!

……

夕方になって、やっと都内にたどりついた。
しかし、ここがゴールではない。
夕方で会社帰りの車などが多いのか?
交通量が多い。
夕方の都内越えはしんどいな…

……

成田か…
もういいや。

都内ドライブ
久々の昼間の都内ドライブ。
明るいせいか、いつもと景色が違う。

大通りを走ると、あちこちで手を上げる人を見かける。
考えられない光景だ。

車を進めると、真正面に東京タワーが見えた。
でっけぇ!

交差点の名前もよく見える。
この時、初めて気がついた。
赤羽橋って、赤羽にあるんじゃないんだ…

高速道路の下を走る。
ふと、四川大地震を思い出す。
今、大地震があったら…
ひとたまりもないな…

帰り道、いつも夜しか通ったことのない道を通ったら大渋滞。
盲点だった…

馬鹿ナビが役に立つ時
中国大使館の近くでお客さんを降ろした。

……

で、ココはドコだ?
どうやって帰るんだ?

役に立たない馬鹿ナビでも、こういった時だけは役に立つ。
あとで地図を見たら、えらく遠回りしてた気がするけど。

初走行
首都高速中央環状線の西新宿ジャンクション〜熊野町ジャンクション(山手トンネル)を初走行。
でも、のんびりと周囲を見渡しながら(といっても、ずっとトンネルですが)走ることもできず、物足りない。

それにしても、インターチェンジで一般道からの車線が追い越し車線に合流するのはやめてくれ。
危ない。

緊張の初体験!
日曜の夜は、飲み歩く人は少ない。
そのせいもあり、飲み屋も休業か、営業していても早々と閉める所がほとんどだ。
なので、運転代行業者も早々と営業を終えるらしい。

日曜の夜でさえそんな状況なんだから、日付が変わった月曜の早朝(4時頃)なんて、運転代行業者はどこもやってないのだろう。

そんな明け方に無線配車された飲み屋にて――
 (会話の内容は一字一句覚えているわけではありません)

 客 「モノは相談なんだけど」
 G  「はい?」
 客 「俺の車、自宅まで運転してくれない?」
 G  「は?」
 客 「代行がみんな終わっちゃってるんだよ」
 G  「いや、それはムリでしょ」
 客 「どうしても?」
 G  「じゃあ、俺のタクシーはどうなっちゃうの?」
 客 「他の運転手も連れてきてさ」
 G  「それは会社と交渉してもらえます?」
 客 「さっきダメだって言われた」
 G  「じゃあ、ダメでしょ」
 客 「そこをなんとか」
 G  「ムリです」
 店 「ウチで借りてる駐車場に止めておけば?」
 客 「あるの?」
 店 「ウチのすぐ裏」
 客 「じゃあ、そこまで運転してもらえる?」
 G  「ホントに近くなの?」
 店 「ウチの真裏」
 G  「それくらいならいいですよ」
 客 「助かるわ」
 G  「車、どれですか?」
 客 「そこの白いの」
 G  「え…?」
 客 「BMW」
 G  「ちょ、ちょっと…」
 客 「左ハンドル」
 G  「え〜?」
 客 「マニュアルだけど大丈夫?」
 G  「ムリムリムリ!」
 客 「頼むよ〜」
 G  「ムリムリ、俺には荷が重過ぎます!」
 客 「そこをなんとか!」
 G  「お客さん自分でお願いしますよ」
 客 「酒入ってるからダメだよ」
 G  「真裏までだったら酔っててもバレませんよ」
 客 「何かあったらヤバいじゃん」
 G  「え〜…」
 客 「な、ゆっくりでいいからさ」
 G  「……(しばらく黙り込む)」
 客 「お願いします」
 G  「やってみましょう」

で、左ハンドル&マニュアルトランスミッションのBMWを駐車場まで運転することになった。
しかし、左側の「プロフィール」にも書いてある通り、俺は半クラッチが大の苦手だ。
だが、引き受けてしまったものは仕方がない。
車を傷つけないようにゆっくり進むしかない。

運転席に乗り込む。
ほとんど逆に配置された装置に戸惑う。

キーは…
まずそこから迷う。
わからんので、お客さんがエンジンをかけてくれた。
結局、左右どちらにシリンダーがあったのか覚えていない。

小雨が降っているので、フロントガラスは水滴で前が見えない。
ワイパーを作動!
左ウインカーがついた!
そうか、ワイパーとウインカーのレバーが入れ替わっているのか…

とりあえず、バックだ。
ギヤをRに…
あ、ギヤは右にあるのか…
では、あらためてギヤをRに…
ん?
右下は6速か?
Rはどこだ?

そして、いよいよ発進(後退)!
サイドブレーキを…
あ、これも右側か…
サイドブレーキを右手で解除…
うわ〜、すごい違和感!

ものすごくゆっくり車を進める。
左折。
車両の右前方の感覚がまるでわからん!
左側に余裕はあるか?
ミラーで確認…
あれ?
ボンネットにミラーがない!
そうか、ドアミラーか…

なんとか店の裏側に着いた。
最後、車庫入れ!
って、狭すぎる!
ムリムリ、これはムリ!

で、最後だけお客さんに運転してもらった。

左ハンドル&マニュアル車、えらく疲れた。
やっぱ、右ハンドルがいいよ。

お客さんがいない!
 配車係 「ちょっと遠いんですけど、行ってくれますか?」
 G     「どこまで?」
 配車係 「相模湖まで迎えに行って欲しいんですけど」
 G     「相模湖?お迎え?」
 配車係 「レッカー車からの依頼でね、車が故障したからそのお迎えに」
 G     「いいっすよ」
 配車係 「じゃあ、相模湖ICから上り線に入って下さい」
 G     「高速上?」
 配車係 「44.5キロポストのところにお客さんがお待ちですから」
 G     「だいぶ時間がかかりますよ」
 配車係 「その旨こちらも伝えてありますから」
 G     「わっかりました〜」
 配車係 「レッカー車も今から向かうとのことなんで、慌てないで下さい」
 G     「了〜解〜」
 配車係 「ちなみに行先は秩父です」

…で、中央自動車道相模湖ICへ向かい、本線に入る。
44.5キロポスト。
本線に入るとすぐにあった。
しかしそこにはお客さんの姿もなければレッカー車も故障した車もない。
ただひとつ、赤いカラーコーンがポツンとあるだけ。
おいおい…

路肩に車を止め、会社に電話を入れる。

 G     「お客さんも故障した車も見えませんよ」
 配車係 「いない?」
 G     「ええ、カラーコーンがあるだけで他には何も誰も」
 配車係 「レッカー車の方に電話入れるんで、ちょっと待ってて下さい」

本線上をビュンビュン車が通過してゆく。
きっと、俺の車が故障していると思われているに違いない。
それにしても、いい天気だな…
絶好のドライブ日和だ…
このままお客さんがいなくてもいいや。

しばらくすると、会社から電話が入った。

 配車係 「レッカー車に確認したらね、そこじゃ危ないから移動したって」
 G     「移動?」
 配車係 「はい、高速の相模湖バス停に向かって下さい」

なんだ、そういうことか。

相模湖バス停でお客さんが待っていた。
最初からここを指定してくれれば時間のロスがなかったのに。

お客さんを乗せ、行先を確認する。

 客 「飯能駅まで」
 G  「飯能?」
 客 「ええ、そこから電車で行きますわ」

まあいいや、どのみちドライブだ。
八王子ジャンクションから昨年夏に接続した圏央道に入る。
景色を楽しもうと思ったが、青梅まではほとんどトンネル。
景色もへったくれもなかった。

夜間走行
気温も湿度も適度な夜、窓を開けてラジオのボリュームを上げて、信号のない車通りの少ない道路を快適にとばしていた。

すると、後方から次第に接近するヘッドライト。
ヤな予感がしたので、制限速度までスピードダウン。
街路灯に照らされた後続車の屋根を見て、やっぱり。
パトカーだった。

気分爽快だったのに、邪魔しやがって。

ドライブ
3連休中日のヒマな日の夜、久々に高速に乗る仕事に当たった。
交通量が少なく、気分爽快。

ココハドコ?
お客さんの道案内に従い、見ず知らずの土地へ。
お客さんを降ろした後、来た道を戻らなかったのが運の尽き。

  「東に進めばバイパスにぶつかるはず、その方が早い」

と車を進めたが、なぜか突き当たり。
しかも標識の案内によると、帰る方向は思っていたのと逆方向。

  「そんなワケない」

と思い込み、標識を無視して勘を頼りに走行。
しばらくして、別の国道に出くわした。

さすがにワケが分からなくなって、地図を広げる。
自分の居場所が全く分からない。
走ってきた道もどれだかさっぱりわからない。

地図が古くて役に立たなかったコトも確かにある。
その道は地図上ではまだ建設前で載っていなかったし。
しかし、根本的な原因は、東進していたと思った道は、実は北上していたのであった。

そりゃ迷うわ。