パラかめタクシー、○○中!
※当ブログは一部フィクションであり、もしかしたら実在するかもしれない「パラかめ」を名乗る法人等とは無関係です(左の絵はイメージです)
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プロフィール

乗務員名:はやたまG
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつもご乗車いただきましてありがとうございます。
パラかめタクシー運転手のはやたまGです。
4輪・2輪とも半クラッチが苦手なプロドライバーです。
       ( 中 略 )
では、本日もタクシードライバーGのひとりごとにお付き合い下さい。


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まさかの早出依頼
夜、会社から電話がかかってきた。
苦情でもきたか?
とりあえず、電話に出る。

 課長 「明日、4時半に出社してくれるか?」
 G   「は?俺10時出社なのに早出なんてあるんですか?」
 課長 「順番だから」
 G   「4時半から仕事すると、翌朝まで残る運転手が減りますよ」

タクシー運転手の1日の拘束時間は、最長21時間と決められている。
通常の10時出社だと、朝7時までに帰庫すれば問題ない。
この場合、早朝の車両の少ない時間帯に貴重な1台が確保されるのである。
だが朝の4時半から仕事をすると、どんなに遅くまで残っても夜中の1時半までに帰庫しなければならない。
俺が朝4時半に出社するということは、早朝に稼働しているはずの車両が1台減ってしまうということになるのである。
それは会社側にとってもあまり都合が良くないはずだ。
それをアピールすると、

 課長 「それは会社が考える問題であって、Gくんは考えなくていい」

何だよ…
とにかく、朝早いのは御免だ。

 G   「6時間も早いのは勘弁して下さい」
 課長 「そうか、わかった」

そういえば、今日はまだ一睡もしてなかったな。
そんな状態で、4時半に出社できるはずもない。
断って正解だ。

でも、10時出社なら早出依頼がないと思っていたのに…
読みが甘かったな…

情報シャットアウト
なでしこジャパンの試合が始まったのは、昨日の22時。
試合の模様は自宅で録画している。
これを見終えるまで、結果を知りたくない。
なので昨日の22時以降、ラジオは常にFMに合わせ音楽番組を聞いていた。

ところが朝になると、テレビもラジオも一斉にニュースが始まり、オリンピックの結果がトップニュースとして伝えられる。
これを聞いてはいけない。
ラジオを消す。

仕事を終え事務所に戻る。
おそらく、事務所のテレビはついているだろう。
ここでダイジェストなんか見たときにゃ…
事務所に入る前に、ドアを少し開け、中にいる同僚に声をかける。

 G   「サッカー女子の結果を知りたくないんだけど、今やってる?」
 同僚 「やってないけど、どうしたの?」
 G   「自宅で録画した映像を見るまで結果を知りたくないの」
 同僚 「あ〜、わかるわかる」

事務所でさっと納金を済ませ、そそくさとあとにする。
モタモタしているとテレビで結果が映し出されるかもしれないからだ。

ホッと一息ついて洗車を始める。
しかし、ここでも情報が。
出勤してきた別の同僚がオリンピックの結果について話し始める。

 G   「待て、待て、待て」
 同僚 「何?」
 G   「サッカー女子の結果だけは言わないで」
 同僚 「サッカーってやってたの?」

知らないんならいいや。

情報をシャットアウトするって、この時代タイヘンだ…

増えた仕事
昨日は夕立に遭った。
夕立のおかげでそれなりに客も増え仕事ができたが、帰庫後に余計な仕事(=洗車)まで増えてしまった。
夜通し仕事をして疲れ果てているのに、しかも陽が昇ってきて蒸し暑くなってきた中で水洗いするのは重労働だ。
車が汚れない雨なら大歓迎なんだけどな…

咳止め
カゼの症状と同時に、咳が止まらなくて参っていた。
一度咳が出ると、咳きこんでしまいしばらくどうにもならない。
のど飴を舐めてもあまり効果は見られない。

それを見かねた同僚が、よく乗る薬屋さんに紹介された、ノドの痛みによく効くという薬をくれた。
仁丹のような黒い粒子だ。
1度に3粒ということなので、3粒を口に入れる。

……

ニガい!
シブい!
なんじゃこりゃあ!?

口も開けられないほどニガシブいが、確かに咳は治まりノドはラクになった。
「良薬は口に苦し」という言葉は、まさにこの薬のためにあるようなものだ。
でも、車内は仁丹臭かったんじゃないかな…

できれば休みたかった
当初は休むつもりだった今日の仕事。
野球をしたあとに会社に行ったのは、18時に都内へ行くハイヤー仕事があるので休まれると困るという会社側の都合だった。

ハイヤー仕事か…
おれの頭の中はパソコンのことでいっぱいだよ!

仕事 or 野球
今日は仕事日なんだけど、野球部の試合があるんだよな…
マネージャーからは

 「会社休んで出てこい」

って言われてるけど、それより前には監督に

 「仕事優先なんだから仕事しろ」

と言われたし、野球部員でもある課長に判断を仰いだら言葉を濁すし…

リミットはあと30分。
どうしたものかな…

暑い日のワックスかけ
朝から気温はグングン上がり、正午の時点ですでに30℃はあるんじゃないかというほど暑かったこの日。
正午前に出勤し、屋根の下に止まっていた担当車にワックスをかけた。
日なたに止まっていたのならボディが熱くなっていてワックスかけには不向きだが、日陰に止まっていたのでボディはさほど熱くなっておらず、問題ない。

が、ワックスをかけているうちに額から大粒の汗がボタボタと落ちてきた。
Tシャツもビショビショ。
暑い…
シャワーを浴びて、ビール飲みてぇ!

俺が怒られる筋合いはない
野球部の監督が俺の出番を変更させようと画策している件で、ナゼだか俺が課長に怒られた。

 課長 「監督の話とGの話が全然違うじゃないか」
 G   「その件は俺も迷惑してますよ」
 課長 「監督とGが話し合った結果じゃないのか?」
 G   「監督は俺が言ったことの肝心な部分を省略して話してるんです」
 課長 「出番を替えるということで、もう他の管理者に話をしてるんだよ」
 G   「それは困ります」
 課長 「それはね、こっちも一緒なんだ」
 G   「何でですか?」
 課長 「野球をやりたいから出番を替えてくれって言われて…」
 G   「そんなこと一言も言ってないって」
 課長 「翌日になったら野球より仕事の方が大切だなんて言われると…」
 G   「そんなことも一言も言ってませんよ!」
 課長 「こっちの管理責任能力を問われるんだよ」
 G   「そんな理由で出番変更するのはヘンでしょ」
 課長 「とにかく、いい加減なことを言われると困るんだよ」
 G   「それは俺に言わないで監督に言って下さいよ」

ちなみに、この課長も野球部員だ。
俺の出番変更を画策しているうちの一人であることは間違いない。
課長という権力の下、俺を強引に野球部のスケジュールに合う出番に変更させようとしていることはミエミエだ。

そんなゴタゴタの中、明日は大会がある。
この一件で、気分を害したのはいうまでもない。
抗議の意味でボイコットしようか…

しかし、そんなことをすると「不適格者」というレッテルを貼られて、ハイヤー仕様の車を降ろされる可能性がある。
俺の出番を変更できない最大の理由は、ハイヤー仕様の車を担当するに値する運転手が足りないということただ一点だが、上記理由でハイヤー仕様の車を降ろされることになれば俺の出番を変更しやすくなり、それこそ野球部の思うツボか。

ここは耐えるしかないな…

謎の電話
運転中、ケータイが鳴ったが、出られないので放っておいた。
あとで着信履歴を見ると、見慣れぬ番号が表示されていた。
留守電をセットしておいたが、留守電にはメッセージはなかった。

それにしても、この市外局番は…
所沢、狭山、入間、飯能、日高…
そんなところに知り合いはいない(はず)。

誰が何の用だ?
それに、朝の不審な電話との関連は?

出番変更依頼
昨日の朝、野球部の監督が出勤してくるなり、洗車中の俺に対してこう言ってきた。
(一語一句覚えているわけじゃないけど、大体こんな内容でした)

 監督 「G、お前出番替われ」
 G   「何を急に」
 監督 「お前がいないせいで試合ボロ負けだったんだぞ」
 G   「途中まで見てたんで知ってます」
 監督 「見てたのか、ひどかったろ」
 G   「面白かったですよ」
 監督 「昨日は練習試合だからいいけど、大会はあれじゃダメなんだ」
 G   「他にもメンバーがいるんだから、いるメンバーでやって下さい」
 監督 「お前がいなきゃ勝てないんだって」
 G   「俺がいたって一緒ですよ」
 監督 「いや、いるといないとじゃ全然違うんだ」
 G   「変わんないって、他のメンバーを信頼しようよ」
 監督 「いいや、とにかく出番替われ」
 G   「出番のことは前から配車係に言ってるんです」
 監督 「何て?」
 G   「朝の掃除が時間的にキツイから、他の人と組ませてくれって」
 監督 「それで?」
 G   「その都合上、担当車や出番が替わるのは構いませんよ、って」
 監督 「配車係は何て言ってるんだ?」
 G   「お前はハイヤー仕様車の担当だから、替えられないって」
 監督 「お前はハイヤー仕様車にこだわってるのか?」
 G   「全然」
 監督 「じゃあ替わってもいいじゃないか」
 G   「それは俺に言わないで、配車係に言って下さい」
 監督 「わかった」

今日出勤すると、配車係に聞かれた。

 配車係 「G、お前野球やりたいから出番替わりたいんだって?」
 G     「はぁ?」
 配車係 「ホワイトボードに書いてあるぞ」
 G     「そんなこと言ってませんよ」

監督が肝心な部分を省略して話すから、おかしな話になっていた。
俺の言ったこと、理解してねーな。

ったく、勝手に出番変更依頼するなよ!